WordPressサイトにバックアップは必要?その重要性と取得方法を解説
2025.04.28

WordPressでホームページやブログを運営している方にとって、バックアップは欠かせないものです。
しかし、「なんとなく重要だと聞いたことはあるけど、具体的にどうすればいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
- なぜバックアップが必要なのか
- どのようにバックアップを取るべきか
- おすすめのバックアップ方法
について、わかりやすくご紹介します。
バックアップの重要性とは?
まず、そもそもなぜバックアップが必要なのでしょうか?
WordPressは非常に便利で自由度の高いシステムですが、その分トラブルのリスクもゼロではありません。
例えば、以下のようなケースでサイトが消失・破損する可能性があります。
- サーバー障害によるデータ消失
- WordPress本体やプラグインのアップデートに伴う不具合
- ウイルス感染やハッキング
- 操作ミスによるファイル削除
- テーマやプラグインの相性問題
これらは、どれも決して他人事ではありません。
トラブルが起きたときにバックアップがあれば、最悪の事態を防ぐことができます。
逆にバックアップがなければ、
「長年積み上げたブログ記事が一瞬で消えた」
「せっかく作ったホームページが復元できない」
そんな最悪の状況にもなりかねません。
だからこそ、定期的なバックアップの実施がとても重要なのです。
バックアップが必要なタイミング
「バックアップっていつ取ればいいの?」という疑問もよく聞かれます。
理想的には、次のようなタイミングでバックアップを取ることをおすすめします。
- 新しい記事やページを公開する前
- WordPressのバージョンアップ前
- プラグインやテーマのアップデート前
- サイトに大きな変更を加える前
- 定期的(たとえば毎週・毎月)
特に、アップデートの前後は必須です。
WordPressはセキュリティ強化のため頻繁に更新されますが、更新時に思わぬトラブルが起きることもあるため、事前バックアップを忘れずに行いましょう。
バックアップすべき対象とは?
WordPressサイトをバックアップするとき、対象となるのは主に以下の2つです。
1.サイトのファイルデータ
これは、
- テーマファイル(デザインやレイアウト)
- プラグイン
- アップロードした画像やファイル
など、サーバー上に存在するファイルです。
2. データベース
WordPressは、記事やページの内容、サイト設定などの情報を「データベース」という場所に保存しています。
このデータベースも必ずバックアップが必要です。
👉つまり、「ファイル」と「データベース」両方のバックアップがセットで必要になります!
WordPressサイトのバックアップ方法
ここからは、具体的にどのようにバックアップを取得できるのかを紹介していきます。
方法1. サーバー側の自動バックアップ機能を使う
多くのレンタルサーバーでは、自動バックアップ機能が標準で提供されています。
例えば、
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- さくらインターネット
などでは、一定期間(例:7日分〜14日分)自動でデータを保存してくれます。
サーバー会社によっては、「無料」で復元できる場合と、「有料」で復元依頼が必要な場合があるため、契約しているサーバーの仕様を確認しておきましょう。
方法2. プラグインを使ってバックアップする
WordPress専用のバックアッププラグインを使う方法も人気です。
代表的なものに、
- BackWPup
- All-in-One WP Migration
などがあります。
これらのプラグインを使えば、
- ファイルやデータベースのバックアップ
- 自動スケジュール設定(例:毎週自動バックアップ)
- Google DriveやDropboxなどへの保存
といった便利な機能が利用できます。
方法3. 手動でバックアップする
やや上級者向けですが、
- FTPソフト(FileZillaなど)を使ってファイルをダウンロード
- phpMyAdminからデータベースをエクスポート
する方法もあります。
少し手間はかかりますが、確実性が高く、バックアップ対象を細かく管理したい場合に有効です。
バックアップ保存時のポイント
バックアップを取得したら、保存方法にも気をつけましょう。
1. 複数箇所に保存する
バックアップデータは、
- パソコンのローカル保存
- 外部ストレージ(外付けHDD、USB)
- クラウドストレージ(Google Drive、Dropboxなど)
など、最低でも2箇所以上に保存することが理想です。
1箇所だけだと、その保存先自体にトラブルがあった際にリスクが高まります。
2. 保存期間を意識する
バックアップデータは、一定期間ごとに更新し、古いものを適切に管理しましょう。
「万が一数ヶ月前のデータに戻したい」ということもあり得ます。
保存期間の目安として、直近1ヶ月分~3ヶ月分くらいは保管しておくと安心です。
バックアップは「備えあれば憂いなし」
サイトを長く安定して運営するためには、バックアップの習慣化が欠かせません。
トラブルは予期せぬときに突然起こります。
だからこそ、**「バックアップは取るのが当たり前」**という意識を持つことが大切です。
特に、WordPressサイトは更新作業が多く、外部との連携も活発なため、バックアップ体制が甘いと一瞬で危機に陥ることもあります。
ぜひ今日から、あなたのサイトにもバックアップの仕組みを取り入れてください。
大切なサイト資産を守るために、一歩先を行動していきましょう!
まとめ
- WordPressサイトのバックアップは必須!
- ファイルとデータベース両方を保存する
- サーバーの自動バックアップやプラグインを活用する
- 複数箇所に保存し、定期的に更新管理する
- トラブルはいつでも起こりうる。備えが安心につながる!
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